ゾーザイン(本質)とダーザイン(現存)

以下、【夜と霧】から抜粋。

※書籍については9月16日のブログに記載(簡単に)
http://d.hatena.ne.jp/kei245/20130916/1379323692

・・

そしてわたしは知り、学んだのだ。

愛は生身の人間の存在とはほとんど関係なく、

愛する妻の精神的な存在、つまり本質(ゾーザイン)に

深く関わっている、と言うことを。

愛する妻の現存(ダーザイン)、わたしとともにあること、

肉体が存在すること、生きてあることは、まったく問題の外なのだ。

愛する妻がまだ生きているのか、あるいはもう生きてはいないのか、

まるでわからなかった。 知るすべがなかった。

だが、そんなことはこの瞬間、なぜかどうでもよかった。

愛する妻が生きているのか死んでいるのかはわからなくても

まったくどうでもいい。

それはいっこうに、わたしの愛の、愛する妻への思いの、

愛する妻の姿を心の中に見つめることの妨げにはならなかった。

・・


How profound!


これを自分なりにわかりやすく(勝手に)分析してみた。

恋と愛の違いを遠距離恋愛で例えてみよう。

会えなくてつらい、と思うのは【恋】で

会えなくても(思うだけで)幸せと思えるのは【愛】なのでは?

【存在】に重点をを置くか【心(に描くこと)】に重点を置くかで

今の幸せの価値観はまったく異なったものとなる。

恐らく物事も【Be(居る、ある)】で考えることが出来れば

前向きに生きられる気がする。




・・とわたしの拙い語彙で精神医学を勝手に紐解くには

限界がある・・><


くぅ〜もっと詳しく知りたい心理学・・。