リオオリンピック2016 其の二

女子レスリングの結果で、実はもやもやしていた自分。

アメリカの選手に対して、なんでこのタイミングで吉田沙保里選手に

勝っちゃうかな〜!!とさえ思っていた。


が、たまたまこの選手、ヘレン・マリールスの思いを知ることになり

もやもやが吹き飛んだ。

彼女は12歳のときにアテネオリンピックで吉田選手を見て憧れ、

いつか吉田選手と対戦することを夢見て、両親の反対を押し切ってまでして

レスリングを始めたそう。

敬意を払いつつも、戦うことをずっと夢見てきたヘレン・マリールス。


こういう人になりたいと憧れることはあっても、

憧れられる側になれる人間はそうはいないだろう。

正直なところ自分には憧れている人はいない。

そして当然、憧れられる側にもなっていないのは確実だろう。

ヘレン・マリールスは吉田選手にずっと憧れてきた。

そして今回金メダルを獲った4人の女子レスリングの後輩選手たちも同じだろう。

そう考えると吉田選手の偉大さは測り知れない。

ひとつの時代をつくったひとだ。


勝負事は勝ち負けが全てになってしまうけれど

今回は負けるが勝ちでも良いんじゃないかなと勝手に思う。

負けたことによって吉田選手の功績や素晴らしさが

世間に知られることになった気がする。


なんて素人が勝手に解説してしまったけれど

吉田選手、ぜひ笑顔で帰国してくださいね〜^^