また地震・・
東日本大震災からわずか5年。
義母の友人(熊本在住)の自宅は半壊してしまったらしい。
水を送ろうと思ったけれど現在配達手段が滞っていて送ることが出来ないそうだ。
九州地方に知り合いはいないけれど、
妊婦さん、子育て中のお母さんたちは大丈夫だろうか。
もちろん老若男女を問うている場合ではないのだけれど
男性に較べて女性にはデリケートな苦労がはるかに多い。
お手洗いの問題、生理もあるし子育て中となると母乳トラブルなど苦労は尽きない。
一日に10枚近く使用する紙おむつはどうしているのだろう・・。
配給品の奪い合いなどがないところが日本人の良いところではあるけれど
数日前まで自分と同じようにただ普通に生きていた人の
人生が突然変わってしまったという事実。
とは言え明日は我が身。
安全な場所なんて結局どこにいてもないけれど、防ぐことが出来る場合もある。
と言うわけで今朝はささやかな家族会議。
真っ先に持っていく一番大事なものはここに。
あとから取りに来られるものはここに。
集合場所。
そして何があっても息子は守らなくては。
先日TVのバラエティ番組に冒険家の三浦雄一郎さんが出演されていて
過去に、雪崩に巻き込まれた瞬間にこう思われたそうだ。
『これ(雪崩に遭って)で生きていたら、なんて贅沢な人生なんだ』と。
そして気がついたら雪の上にいたそうだ。
戦時中などと違って、今は死と隣り合わせに生きている実感が殆どない。
ひやっとしたことはあっても、九死に一生を得るという経験をする人は稀有だろう。
人はいつか死ぬと言うことは漠然ととらえていても、どこかひとごとという感覚は否めない。
もう一度、自分の生き方を見つめ直さなくては。
世界で最も貧しい大統領の考え方
『私たちは発展するために生まれてきているわけではありません。
幸せになるためにこの地球にやってきたのです。
人生は短いし、すぐ目の前を過ぎてしまいます。
命よりも高価なものは存在しません。』
※ムヒカ大統領のスピーチより抜粋※