出来ることを数えていこう
子どもがうまれてから、出来ないことが増えた。
今日も洗濯が出来なかった。
今日も勉強が出来なかった。
今日も料理の下ごしらえが出来なかった。 などなど。
美容室は?ピラティスは?いつ行けるのだろう?
計画なんてあってないようなもの。
トイレ掃除をしている最中に大声で泣き出したり。
ほうれん草を茹でているときにぎゃん泣きし始めたり。
ご飯を食べようと思ったら火がついたように泣いたり。
あやしがてら散歩に出掛けようと思ったら、突然の爆睡^^;
授乳中は身動きが取れないのでTVを見たりするときもあるのだけれど
何もしないで(授乳しているのだが)TVなんか見ていて良いのだろうか・・と落ち込んだり。
しかしふと気がついたことが。
今までは自分中心で生きてきたわたし。
自分のことしか考えていないから出来ないことを数えてため息をついていたのだろう。
けれど今の主役は子どもだ。
この視界も言葉も定まっていない乳飲み子が主役なのだ。
ときどき、
赤ん坊はミルクをあげれば泣き止む、と誤解している人を見かけるが
それはそれは大きな勘違いである。
それで泣き止めば産後うつになる母親はいない。
何をしても泣き止まず、何を求めているのかわからず、母親たちは途方に暮れるのだ。
もちろんミルクで泣き止むときもあるけれど赤ん坊が一番欲しているのは
人の温もりだと思う。
母親や家族など、人の体温や鼓動を感じて、安心を得るのだ。
かと言って四六時中抱っこをしているわけにもいかない。
(もちろん抱っこで泣き止まないこともある、意思疎通が出来ないのだから考えるしかない)
この小さな生命体がひとり増えたことで、自分の人生は大きく変わったのだ。
これからは育児の合間に出来たことを数えていこう^^
今日はお皿が洗えた。
今日は一日布オムツで過ごせた。
今日は少し本が読めた。 などなど。
小さなことでも良いから。