DVD【晴天の霹靂】※ネタバレあり

解説↓↓
作家や俳優としても活躍する人気お笑い芸人の劇団ひとりが書き下ろした小説を、
自らメガホンを取って実写化したヒューマンドラマ。
40年前にタイムスリップした売れないマジシャンが、
同じマジシャンであった若き日の父とコンビを組み、
自身の出生をはじめとする家族の秘密を知る。

あらすじ↓↓
場末のマジックバーで働く、さえないマジシャンの轟晴夫(大泉洋)。
ある日、彼は10年以上も関係を絶っていた父親・正太郎(劇団ひとり)が
ホームレスになった果てに死んだのを知る。
父が住んでいたダンボールハウスを訪れ、
惨めな日々を生きる自分との姿を重ね合わせて涙する晴夫。
すると、突如として青空を割って光る稲妻が彼を直撃する。
 
                    ※シネマトゥデイより抜粋※

これは良かった^^

バラエティなどで見かけるおしゃべりな大泉洋の寡黙な役が意外にも良く合う。

もっとはっきりしゃべりなよ!と渇を入れたくなるくらいちょっとイライラするタイプ。

冒頭で

『なんで俺なんか生きているんだよ!』と号泣するシーンには思わずほろり。

多かれ少なかれ、こう感じたことのある人は少なくはないだろう。

大泉洋だけなく、劇団ひとり柴咲コウの演技も光る。

が、

個人的には柴咲コウが美人過ぎて昭和の時代には映えない気がした。

やはり彼女は平成の女優さんである。

もう少し昭和テイストを感じさせてくれる女優さんの方が映画には合っていたような

気がするなぁ・・。

それはさておき、大泉洋の役者としてのセンスはやっぱり光るものがあると思う。

俳優、と言うより役者だよなぁ・・(特に違いはないと思うが・・^^;)


最後のシーンで自分の母親である悦子(柴咲コウ)に

自分(の未来)は子ども(晴夫)にとってどんな母親か?と

聞かれたときの晴夫の言葉にじ〜んときた。

自分もそんな存在になりたいなと思った。


多才な劇団ひとりの今後が楽しみです^^

※文中敬称略※