映画【ツナグ】
先日観て来ました。
邦画は基本的にDVDで観ますが映画には何となく
【そのうちじゃなくて今、観たい】と言う場合があります。
わたしにとってツナグはまさに【それ】でした。
ただし
ツナグはファンタジードラマなので現実主義の人には受けないと思いマス。
ネタバレしない程度に解説をすると・・↓
死んだ者と生きる者の再会を仲介する使者“ツナグ”の
見習いを努める高校生が、さまざまな依頼者の姿を
目の当たりにして成長する姿を追う物語。
つまりこの映画は故人にただ一度だけ会えると言う非現実的な物語。
長く生きれば生きるほど、人の死に直面する機会は増えます。
しかもそれは大概ある日突然に。
その度に立ち止まり、人生はなんだろうと考える。
しかし時が過ぎ、気が付くといつの間にかまたいつもの日常に戻っている。
最近知り合った友人の言葉を介すると
【人の死を乗り越えた時、自分がとても薄情な人間なのではないかと、
少しショックを味わいます。
でも、二度と立ち直れない、二度と笑って過ごせない、
そんな思いだったのに、いつの間にか楽しく過ごせるようになるのは、
薄情ではなくて、ちゃんと悲しみを乗り越えるように、
人間が強く作られているのだと思います。】
いくつもの辛い経験を乗り越えて来た彼女の言葉にはとても説得力がある。
けれど彼女はいつも笑顔。
わたしも見習わなくては、と思う(難しいのだが・・><)。