おまえは初めて、人になる。

kei2452012-05-11

軽い気持ちで始めた写経。
般若心経の内容を知ったのでちょっと書いてみますね。
長いのでところどころ省略します。


超訳 般若心経 【白鳥 春彦氏】

人よ、何を見ているのか。
おまえの眼には、いったい何が映っているのか。
眼の玉が見たものに脅え、驚き、戦(おのの)き、
心を騒がせているのか。
それほどのものが見えているとでも言うのか。

・・

今のおまえはどうだ。
数えきれない悩みを抱いている。
何も正視できず、震えながら眼をそむけている。
多くの怖れ、多くの不安、後悔。
おまえの人生は苦しみに満ちている。
しかし、もう眼をつむるな。
金輪際(こんりんざい)、顔をそむけるな。
しかと視よ。何がそこにあるか、しっかりと視よ。
何が自分に見えているか、
はっきりと見えるまで見つめ続けよ。

・・

見つめれば、もう静かにわかるはずだ。
・・
自分のくだらない自尊心の物差しではかっては
勝手に評価や判断をしていたということを。
すべて自分のものだと思い込む
利欲の根性に染まっていたということを。
つまるところ、
自分が卑しかったということを。

だから、そういう自分を捨てろ。
・・
ただ、命だけは残しておけ。

すると、
おまえはいまだかつて知らなかった
自由の空に飛ぶことができる。
何をすることもできる。
不可能なことは一つだにない。
すべては可能だ。できないことはない。
ただ、
悪をなせば、
昔の濁った自分がたちまちにして戻ってくる。
まずは悪でないこと、
人が必要としていることを自分でなせ。
人のために、善のために、自分を使え。
それこそが大いなる自由の空を飛ぶことだ。
そのとき、
世界は一変する。
いっさいが澄んだ静けさの中で変わる。
いっさいが静かな歓喜に満たされる。
おまえは初めて、人になる。


文字数262の般若心経の訳を初めて知りました。
翻訳家で作家の白鳥春彦氏が詩の形で超訳したものです。

わたしは相変わらず無宗教だけど

良いと思ったことは風水でも取り入れてます。

星占いによると、

今週は運気がめちゃくちゃいいんだよなぁ、楽しみ! 笑