映画【天のしずく】
招待券をいただいたので劇場まで足を運びました。
簡単なあらすじ↓↓
料理家、作家である辰巳芳子さんが病床の父親のために
工夫を凝らして作り続けたスープがやがて人々を癒す
【いのちのスープ】と呼ばれるようになるまでの
正直、この映画はまったく乗り気ではなかったのですが
予想を裏切りとても良かった・・!
食べ物を食べることの尊さや人間の尊厳など・・
こころに響く作品でした。
また
映像が静かで美しく、音楽も心地よく
観ているこちら側も癒されました。
自然の音、例えば
玄米を炒る音、野菜を切る音、湯が沸く音、
土を歩く音、蝉の声、夏の音などがとても美しい。
辰巳芳子さんの言葉
【昨今のうたい文句『簡単即席』に人間が生命を全うしうる真実が
あるでしょうか。(中略)・・そして料理を作る事は、自然を
掌中で扱うことなのです。
それは、人間にのみ許された厳粛な行為だと思います】
今度の休みにはスープを作ろう。