またしても・・

前の職場の元従業員さんが海外で亡くなられたと

元同僚から連絡が入った。

そろそろ還暦手前だったと記憶しているが

いつも元気で年齢よりずいぶん若く見える人でした。

お子さんが遅くに生まれたのでまだ10歳か

そこらではないだろうか。



ありがたいことにわたしのことを気に入ってくださっていたので

出張先で買ってきてくれたお土産をこっそりくれたり

誕生日にケーキを買ってきてくれたり

落ち込んでいるときは励ましてくれたりと、何かと気にかけていただいた。

お子さんをとても大事にされていて愛娘の話を嬉しそうにしていた。



もう会うことはないと思っていたけれど

再会がこう言う形で実現するのは何よりもさびしい。


万人の人生が全て華やかに幕を閉じるとは限らない。

無念を抱えてこの世を去る人も少なくないだろう。


「死ぬときに後悔すること25」(大津秀一氏著)と言う本があるのだが

その中で人は死を目前にして思うことが記されている。

いくつか抜粋すると

● 健康を大切にしなかったこと
● 仕事ばかりで趣味に時間を割かなかったこと
● 愛する人に「ありがとう」と伝えなかったこと

・・などいろいろ書かれているが印象的だったのは
【自分のやりたいことをやらなかったこと】

【夢をかなえられなかったこと】
(死ぬ前に後悔するのは、夢が叶わなかったことよりも、
そのために全力を尽くさなかったこと)

全力で生きるとは?

周りには全力で生きている友人、知人がいるが果たして自分は?

その人たちの影の努力も知らないで彼らの成功をただ羨んでいる自分。



今からでも出来ることはなんだろう?

今、続けられていることを継続してがんばってみよう。






どうか、安らかにお眠りください。